クラシック音楽のおすすめ作曲家〜バロック編〜
クラシック音楽は日本では敷居が高いと思われている音楽だ。眠くなる、つまらない、などといって音楽の授業中にいやいや聴いていた人も多いと思う。たしかにクラシック音楽を聴くと眠くなるのは事実だが、決してつまらないわけではない。聴いていてテンションが上がる曲もある。そこで、記念すべき初回のブログから数回は、クラシック音楽のおすすめの作曲家をバロック、古典派、ロマン派、近・現代の四つの時代区分に分けて紹介したい。
バロック時代
-音楽史ではだいたい17~18世紀。教会で演奏される宗教曲が多い。ピアノはまだ発明されておらず、チェンバロが使われていた。この時代の音楽は現代の音楽の元になった。
🎵おすすめ作曲家🎵
ドイツ🇩🇪
みんなが知っている「音楽の父」。音楽家一家に生まれ、子供は20人。現在までの音楽の基礎を築いた第一人者。
有名な曲
冒頭が「鼻から牛乳」の元になった曲。変化に富んでいて、クラシック初心者でも聴きやすい曲だと思う。
名前の通り、チェロ一本のための曲。組曲とは、前奏曲や序曲から始まり、ヨーロッパの様々な踊りからなる曲の集まりのこと。特に、第一番の前奏曲は有名。チェロの渋い音が堪能できる名曲。
・小フーガ ト短調
中学校の音楽の教科書に載ってる曲。鑑賞で聴いた人も多いと思う。フーガとは、対位法(複数のメロディーを組み合わせる技法)を使った、一つのメロディーから音楽を発展させていく曲のこと。親しみやすいメロディーと荘厳さを兼ね備えている。
・無伴奏バイオリンのためのパルティータ第2番から シャコンヌ
シャコンヌは三拍子の舞曲でバロック時代には変奏曲形式で用いられた。バイオリン一つだけで奏でられるが、スケールが大きくてかなり難易度が高い。変奏曲形式なので聴きやすいと思う。
イタリア🇮🇹
プロのチェンバロ奏者で、ポルトガル王室に仕えていた。ポルトガル王女のために書いたチェンバロ用のソナタが多い。イタリア出身らしい明るくて軽快なメロディーが魅力。イタリア料理と合いそう。
イタリア🇮🇹
ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリンとオーケストラのための曲)「四季」を書いたとても有名な作曲家だが、意外と謎が多い。プロのヴァイオリニストだったため、ヴァイオリンのための曲が多い。
おすすめの曲
「四季」
文字通り、四季を描写した曲。一つの季節は三楽章(楽章:曲のまとまり)からなり、楽章ごとに短い詩が書かれている。CMにも使われてる。とても綺麗なメロディーで親しみやすさ抜群。
それではまた今度。Tschüss!